食事を大いに楽しむデート

カジュアルで気軽に行けるイタリアン

イタリアンは、もちろん高級なリストランテ(レストラン)もありますが、予算に合わせてカジュアルな選択が出来る使い勝手の良いお店が多いです。
若い二人がデートするならイタリアンはとてもオススメですし、夫婦二人で久しぶりにデートするという時にもピッタリでしょう。
イタリアンに行くなら、何より食事や会話を楽しむことを考えましょう。
難しいテーブルマナーもありませんし、緊張する必要もありません。
ただ、やはり人前で食事をするなら、スマートに楽しめるだけの基本的なマナーを身に付けておくことは大切です。
イタリアンを楽しむために、最低限覚えておきたいテーブルマナーをまとめてみましょう。

食事の準備から前菜まで

まず、席に着くと、おそらく目の前に置かれているのがナプキンです。
これは、ワインや料理のオーダーが終わったら膝の上に置きましょう。
服の汚れを防ぐのと、口を拭くのに使うためのもので、自分のハンカチやティッシュは使ってはいけません。
2つ折りにして膝の上に置き、口を拭くときには折った内側を使えば服の上に戻しても汚れがつきません。
カトラリー(ナイフやフォーク)は外側から順番に使えば問題ありません。
お皿の上にあるのはデザートのためのものです。
食事の途中はナイフとフォークを「ハ」の字に置いて、食べ終わったら揃えて置きます。
ナイフの刃は常に自分の方へ向けておいてください。
イタリアンの食前酒はアペリティフと言います。
頼まなくてもいいですが、出来ればデートの楽しみとしてイタリアのスパークリングワインを頼むのがお勧めです。
前菜はアンティパストと言いますが、基本的にフォークだけで食べるものが多いです。

メインからデザートまで

プリモピアットは最初の一皿で、パスタが多いですがリゾットなどが出ることもあります。
基本的には炭水化物で、メイン料理の一つです。
パスタを食べる場合はラーメンのようにすすらないで、フォークだけを使ってきれいに巻きつけて食べましょう。
ショートパスタや具は、フォークで刺しても大丈夫です。
ただし、イタリアンは食事を楽しむのがメインですから、食べにくいならスプーンを使っても大丈夫です。
特にスープパスタはスプーンを使ったほうが美味しく食べられますから、遠慮しなくても良いでしょう。
ちなみにリゾットもフォークで食べるのが正式です。
ただ、日本ではスプーンを用意してくれるレストランも多いです。
セコンドピアットは第二の皿で、魚料理や肉料理のメインです。
ナイフとフォークで食べにくい料理は、なんと手を使って食べてもマナー違反ではないのがイタリアンです。
貝の殻を外す時は、手を使った後ナプキンでふけばいいだけです。
このへんがカジュアルで気取らないイタリアンの魅力です。
この後副菜のコントルノが出る場合もありますが、基本的にはドルチェ(デザート)で終わります。
イタリアンはテーブルマナーも寛容で、デートでも肩肘を張る必要はありません。
まずは料理を楽しんで、会話を楽しんで、楽しい時間を過ごしましょう。

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